会長あいさつ

会長あいさつ

コロナ禍の収束が見通せない中、社会も経済も大きな変革を余儀なくされております。個人のレベルでも不自由かつ不安な日々ですが、みなさま、お元気にお過ごしでいらっしゃいますよう、願っております。
 この春、同窓会は790名の新入会員をお迎えしました。ただし、コロナ禍のもと、新会員に歓迎の意を込めてお手渡ししたかった同窓会関連の書類は、郵送ということになりました。
 「会員相互の親睦を深め、知識の向上を図るとともに、津田塾大学の発展に寄与し、社会に貢献する」という同窓会の重要な目標のもとで企画される活動も、今の社会状況では縮小せざるを得ません。でも、担当役員が知恵を絞って、三密を避ける安全第一の形で、慎重に行っております。
 最近の素晴らしい例として、ご報告したいのは、同窓会のもっとも重要な行事である定時総会です。昨年は、コロナ禍の拡大があまりに急激であったたために、講演会と支部長会は中止せざるを得ませんでしたが、今年は、IT時代にふさわしい形で実施し、大成功でした。まず、定時総会は、昨年と同様、書面と電磁的方法を用いた書面決議によって行われました。総会の柱の一つである講演会(板東久美子氏「変革の時代における女性の活躍と高等教育」)は、前もって録画を作成し、総会当日にYouTubeで配信が始まりました。さらに、総会のもう一つの柱、支部長会は、大学から島田精一理事長、高橋裕子学長をはじめとする8人の来賓を迎えて、ズームで行われ、支部の活動のご報告を支部長から伺い、大学からご出席のみなさまとの交流を図ることもできました。支部のみなさまが、それぞれの地域で活動してくださることが、つまり同窓会全体の活動であり、その活動をとおして同窓会全体が発展し、同窓会が大学を支える努力に繋がる・・・この循環が明確に示されたひとときでした。担当役員の熱意と真摯な努力が実ってこの機会が実現したことに、私自身、深く感動した次第です。
 同窓会が活動を開始してから116年。津田塾大学の発展を願い、大学を支えると同時に、卒業生にいろいろな活動を提供しつつ、創立者津田梅子先生の目指しておられた「社会に役立つ人の育成」を実際に社会において行ってきました。この長い、心温まる歴史を持つ同窓会は、今もいろいろな意味で成長を続けています。定時総会の例にみられるように、新たな方法でのネットワーク構築などを含め、さらに活動の範囲を広め、深めていきたいと願っております。
 みなさまのご健康とますますのご活躍をお祈りいたしますと同時に、同窓会へのご協力を、お願い申し上げます。

津田塾大学同窓会
飯野正子

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